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緊急プレスリリース : テンジン・デレッグ・リンポチェ

2010/06/17 Check

緊急プレスリリース

2010年6月16日

無実の高僧テンジン・デレッグ・リンポチェの解放を求めて世界中で、チベット支援者による4万筆の署名を提出

“罠にかけられた”獄中の宗教指導者テンジン・デレッグ・リンポチェ師、高血圧と心臓病による病状が悪化、健康状態が最悪に。

問合せ先;鎌田正樹 ITSN日本コーディネーター

東京都豊島区南大塚3-22-13-202 電話050-3735-7901

E-mail:m-kamata@ja2.so-net.ne.jp

東京:2010年6月16日水曜日、世界中のチベット人とその支援者は、獄中にある、チベット人に師と仰がれる高僧で仏教指導者テンジン・デレク・リンポチェの再審を求め、4万筆(1)の署名を日本、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イギリス、アメリカの各国中国大使館へ提出しました。(2)

この署名運動はテンジン・デレク・リンポチェの地元であるチベット、カム地方(中国語:四川省)リテンで起きた4万人が署名した嘆願書の書式に習って作成されました。この署名は嘆願書とともに2009年12月にテンジン・デレクの家族によって勇敢にも北京の中国政府に届けようとされたものです。(3)

テンジン・デレク・リンポチェは、地域の人々に深く信頼され、チベットの文化と環境を守り、保存するため活動に力を尽くした高僧は、爆弾事件に関わり、分裂主義を煽動するチラシを配ったという罪状で、2002年12月に死刑の宣告をうけました。

彼の死刑宣告は2005年1月、同時期に逮捕された親類にあたるLobsang Dhondupが処刑されてまもなく、減刑され終身刑となりました。

テンジン・デレク・リンポチェは拘束後より、一貫して無実を主張しており、2009年に彼の家族との面会の折りに、「爆破事件やその他の違法行為には、関わっていない。罠にかけられたのだ。上訴が可能なら判決をくつがえすことができる希望がある」と、語っていました。(4)

“テンジン・デレク・リンポチェはこれまで、一度も公平な裁判を受けておらず、彼の再審を開始し、国際法に則った新たな裁判を行うべきです。”と我々、彼の裁判の行方を注視する団体は連帯して、声をあげます。

自由と生命への危険も顧みず集められた勇気あるチベット人達の行為を支援するために世界中で4万筆の署名が集められました。” 6月11日付けのラジオ・フリー・アジア(RFA)によりますと中国党局は、

ことし4月にリンポチェの姉妹と、リンポチェの面会を許可したと報告がありました。これは、2009年12月ナクチュカで起きた平和的抗議行動の際に、当局が面会を約束したためで、先出RFAの声明の中でテンジン・デレッグ・リンポチェの健康状態について刑務所の医師はこう証言しています。“ 骨、心臓と高血圧に関係した病状である。”また別の証言からはリンポチェが彼の姉妹に釈放の実現に向けて引き続き努力をしてほしいと要請したとあり、リンポチェは26の政府機関に手紙を送ったことがわかっています。

本日、世界中のチベット支援者は一致団結し中国に対し、テンジン・デレク・リンポチェを解放する要請をおこないました。この要請は世界一斉行動として、4大陸の中国大使館または総領事へ、代表らが署名を手渡しし、北京当局へは署名が直接ファックス送信されます。

各国政府機関には情報提供と協力要請が行われ、署名用紙は、まとめられて周永康書記(ZhouYongkang)に国際エクスプレス便で届けられます。周永康書記は2002年にテンジン・デレク・リンポチェが逮捕された際の四川省党書記であり、現在は中国共?産党中央政法委員会、周永康(政治局常務委員)として中華人民共和国全土の治安、司法、検察、公安などの部門を主管する役職にあります。

編集追記:

テンジン・デレク・リンポチェの写真の用意がありますので、入用な方はご連絡下さい。

1.オンライン署名サイトはこちらでご覧下さい。

http://www.freetenzin.org

2.中国大使館または総領事への署名の手渡しはベルリン(ドイツ),デリー(インド),フランクフルト(ドイツ),ロンドン(イギリス),ニューヨーク(アメリカ)、東京(日本)、トロント(カナダ)とワシントンD.C(アメリカ)の各地で一斉に行われます。

3. テンジン・デレク・リンポチェ解放を求めるチベットで起こった署名運動を報告するウーセルさんのブログで、チベット語と中国語で書かれた嘆願署名の現物が見られます;

http://woeser.middle-way.net/2009/12/blog-post_9787.html.

中国語で書かれた同ブログは英語の翻訳がされています;

http://www.highpeakspureearth.com/2009/12/from-woesers-blog-people-of-yajiang-in.html

日本語では、中原一博氏のブログ ダラムサラ通信で紹介されています;

(www.lung-ta.org)

http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51339141.html

2009年11月、テンジン・デレク・リンポチェの親族と友人達が彼の再審を嘆願するために中国中央政府へ向かいました。嘆願者一行は嘆願書の提出かなわず四川省の首都(省)チェンドゥ(成都市)へ、帰省を余儀なくされました。それを聞いたテンジン・デレクの地元住民らによる平和的な抗議行動は2009

年12月5日から数日間続きました。

テンジン・デレクの地元であるカム(Kham )のカンゼ県(Kardze Prefecture )ナクチュカ州( Nyagchukha County) オトッ(Orthok), (中国語表記;四川省 甘孜州 雅江県 (Ch: Yajiang County, Ganzi Prefecture, Sichuan Province)の内外から集まった人々は、獄中にある彼等の敬愛する精神的指導者、高僧テンジン・デレク・リンポチェの支援を表明するためハンガーストライキを行いました。この平和的な抗議行動に際して当局の暴打による多くの負傷者が出ました。また抗議行動に参加した90人ものチベット人が逮捕され、拘束を受けました。

4.目撃者の証言ではテンジン・デレク・リンポチェは裁判の際に無実を叫んだとの事実が報告されています。2003年1月上訴申告の結果を待つ間に刑務所から密かに持ち出されたテープに録音された肉声のなかでも、同様に無実を主張しています。テンジン・デレク・リンポチェの裁判については ヒューマン・ライツ・ウォッチの以下のリンクから「チベット僧の裁判について」をお読みください。(英語)

Human Rights Watch report; Trial of a Tibetan Monk available at

http://www.hrw.org/reports/2004/china0204/

5. The International Tibet Support Network (ITSN)はチベット支援の国際協調を最大化するために作られた170のチベットに関するNGOを繋ぐ国際ネットワークです。ITSN参加メンバー団体は、チベットの将来に対する政治的見解について、個々の意見を持ちますが、一貫してチベットを占領国家としてとらえ、チベットの人権侵害を停止するために献的に活動し、チベットに人々が国際法によって自身 の政治、経済、社会、宗教そして文化に対する権利を取り戻すよう働きかけています。

以上

以下、連帯署名参加団体

2010年6月16日

・チベット問題を考える会

・ルンタ・プロジェクト

・社団法人 アムネスティインターナショナル日本

・久留米チベット文化交流会 以上 TSNJ(Tibet Support Network Japan)

・チベット交流会

・WLFT (We Love Free Tibet)

・四方僧伽


周永康書記(ZhouYongkang)宛、署名のファックス カバー

写真で見る世界一斉行動 : Free Tibetan Heroes のサイトへ

http://www.freetibetanheroes.org/home.php/dayofaction_june16

全署名総数は目標の4万筆を越えることができました。署名にご協力ありがとうございました。

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