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チベットに自由と人権を!

7月6日はダライラマ法王 75歳のお誕生日

2010/07/01 Check

ダライラマ法王のお誕生日を迎えるにあたり、世界のあちこちで様々なイベントが企画されています。

世界中のチベット支援団体で構成されるITSN(インターナショナル・チベット支援ネットワーク)では、お誕生日の特別なお祝いとして、ダライラマ法王・胡錦濤主席会談を実現させてくれるよう、世界で最も影響力のあるG8リーダー(欧州議長を含む)に要請するアクションを作動させています。

両者の会談が実現することにより、チベットの将来に関する現実的な協議の進展をはかる意図がある大変重要な意味を持つアクションに、是非ご協力ください。

* 署名オンライン・アクションのリンク;http://org2.democracyinaction.org/o/5380/p/dia/action/public/?action_KEY=3434

* アイ・ラブ・チベット・サイトから://www.ihearttibet.org/ilovethedalailama.

署名にサインすると自動的に、法王様へお誕生日のメッセージを残すことができるページへ自動的に誘導されます。

国際チベット支援議員ネットワーク(The International Network of Parliamentarians on Tibet (以下省略してINPaTと記載)の事務局からG8メンバーであるStephen Harperカナダ首相へあてた公開書簡の日本語訳

Rt. Hon. Stephen Harper

Prime Minister of Canada

Office of the Prime Minister

80 Wellington Street

Ottawa ON K1A 0A2

CANADA

Fax: 001 613 941 6900

拝啓、ハーパー カナダ首相

国際チベット支援議員ネットワーク(INPaT)を代表して

常日頃からカナダ政府によるチベット問題に関する、ご支援に深くお礼を申し上げます。

つきましては、チベットに関する以下の項目を、G8/G20サミットの機会に

中国、胡錦濤主席とともに公式と非公式協議の両方で取り上げていただくことを切にお願いいたします。

中道のアプローチ

http://www.tibethouse.jp/cta/middleway.html

ご存知のようにダライラマ法王の中道のアプローチとは、チベット問題を平和的に解決し、平等と相互協力を基盤にチベット人と中国人が共存・安住できる社会の実現を目指してダライ・ラマ法王が提唱した政策です。

チベット民族ならびにその文化を総じて保全することは、すべての人類にとって、特にチベット・中国の両民族にとって有益なことである。

なぜなら、人間性の保証は、中華人民共和国憲法の主旨に合致した、チベット民族にとっての実質的な自治を得るための方法であり、それはチベット・中国の双方にとって問題に関する解決の糸口を表しています。

2008年以降、G8国の中の7カ国が中国政府とダライラマ、ダライラマの特使による、両者の長期にわたる問題解決のため、『中道のアプローチ』をもちいた会談を支援する旨を公式に表明しています。

対話に対する個々のG8国による支援表明は、それを総合してG8国間の共通声明としてサミットにて発表できる機会を与え、同時に中国政府に対しチベットの発表した「2008年、全チベット民族が名実共に自治を享受するための草案」の中で提案されている具体的な事項を役立てるよう奨励することを可能にします。http://www.tibethouse.jp/cta/autonomy081116.html#05

チベットの人権について

私達、世界各国の国会議員は、チベットの宗教の自由や、表現の自由、司法制度を含む、広い意味での人権状況に関して深い懸念をいだいています。チベットの人権状況を改善するためにはG20リーダー達による胡錦濤首相に対する”中国の死刑制度について”、”公平な司法制度の欠如”、”宗教弾圧”や”引き続くチベット人に対する人権侵害” に関する決定的な表現が必要であると信じます。

国際司法協会 The International Commission of Jurists (ICJ)の報告では、“国有企業はチベットの原資源に依存した高収益レベルを維持する独占企業として国に対して高い収益をもたらしています。チベットの原資源は市場金利以下の価格で取引され。。移転価格の上乗せは中国により使用される目的で取引されるチベットの資源採掘の組織的特徴であると”としています。

必要とされることは、チベットに暮らすチベット人に全ての環境調査資料を踏む確かな情報を与え、開発計画が彼等にとり意義があるかどうかを導くための協議に参加できるようにすることです。

協議は例えば公聴会のような形を取る場合でも、すべてのステークホルダー(関係者)を含み、意見を強制されることなく、人々が自由に異議を表現できる必要があります。

事前に無料で入手できるインフォームドコンセント(告知に基づく同意に基づいた決定権)は、完全にチベット人に委ねられるべきです。

環境

中国に “大規模な給水塔” と考えられているチベットは下流一帯の10カ国の人々に水を提供しており、世界規模の気候変動問題の解決にも中心的存在です。アジア全域に河川水と、モンスーンによる水雨を提供するだけでなく、チベット草原はもし、正常な状態を取り戻せたのなら、炭素の受け皿となりえます。

私達はG-8とG-20リーダーに対し以下の要請を考慮していただくよう、お願いします。

1.チベット高原の生態系、水資源と土地利用の政策がチベット高原に与える変化を独立した国際科学者により調査する事。科学者と適切なチベットの代表、そしてチベットが提供する水に依存する国の国民が参加するために、高原の状態について正確な調査,分析と解説を必要としています。それによって、チベット高原の草原と森林の科学的な生態系回復作業と管理を含む、この地域に対する公平で継続的な気候変動の影響を緩和し対応する方策を生み出す事が出来るでしょう。

2.高原の自然資源の管理と決定権を総合的に行い、チベット人、特に遊牧民自身による参加。チベットの遊牧民は自身の放牧地である高原を何千年にも渡り管理して来ました。彼等の経験は生態系に対する変化を知る上で重要なだけでなく、 土地の浸食や砂漠化といった兆しを知るうえでも大変重要です。残念なことに政府の政策は、この必要不可欠な人材資源を無視し、代わりに砂漠化を防ぐためとし、誤った方策による遊牧民を草原から追いやりました。反対に科学的根拠による、遊牧民の生態系管理がすでに退化した生態系を修復する助けとなることが証明されています。

3. 多国間協調による、全地域と地方の代表を含むチベット高原の水資源管理に対する決定権のあり方を推進する。そのような多国間協力は、気候変動に対する緩和政策の効果を高め、公平な対応戦略を生み出し,水資源を争う紛争に発展する危険を回避します。中国のが、地球の気候変動問題の解決に向けての対策を成功に導く重要な鍵であるように、チベットもまた、中国の対策の成功の鍵であると言えましょう。今協議委員会においては特に遊牧民を含んだ、チベットの代表を含む気候変動対策を保証されることを要請する。この 包括は20億人以上の人々の生活が依存する、チベット高原の水資源、森林や草原資源と、その生態系を理解し、緩和させ、適応していく上で必要であり、また近隣諸国の安定と安全を守るために必要な努力である。

今こそG20リーダーはチベット支援に対するこれまでの形式上の声明から一歩進めて、チベットの人々と、彼等の自然資源、環境に対して公平で継続可能な解決を導くために、チベット問題を実質的で確実な結果を導く協議に含んでください。

敬具

以下、 国際チベット支援議員ネットワーク代表連名署名(The International Network of Parliamentarians on Tibet)

Matteo Mecacci, INPaT Co-Chair, MP イタリア

Thomas Mann, INPaT Co-Chair, MEP ドイツ

Consiglio Di Nino, INPaT Working Group, MP カナダ

Birgitta Jonsdottir, INPaT Working Group, MP アイスランド

Takam Sanjoy, INPaT Working Group, MP インド

Peter Slipper, INPaT Working Group, MP オーストラリア

国際チベット支援議員連盟へのお問い合わせは:

Ms. Tsering Jampa

INPaT Secretariat Coordinator

Vijzelstraat 77

1017 HG Amsterdam

The Netherlands

T: +31 020 330 8265

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