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チベットに自由と人権を!

世界人権デー・多民族パレード共同宣言

2011/12/24 Check

「人権」は、ひとりひとりが平等に持っている権利である。しかしながら現実は、世界中の人々に平等に保障されてはいない。日本には、軍事政権や独裁的な政権の下で、「言論の自由」、「教育の自由」、「宗教の自由」等もなく、生命の危険にさらされ国を逃れて来たさまざまな「民族」の人々がいる。

民主化の波が進行しているように見えるビルマは、その裏側で少数民族への過酷な弾圧や激しい攻撃が加えられている。また中国の占領下にあって、自由はおろか民族のアイデンティティさえ奪われ、その閉塞感から焼身自殺が続くチベットにおいては、先日13人目の犠牲者が出た。中国の核実験による環境破壊や、人体被害の実態が隠ぺいされ続け、犠牲になっている東トルキスタン(ウイグル自治区)の数十万から数百万の人びと。民族同化政策によりモンゴル人の存在そのものが消滅の危機に瀕している南モンゴル(内モンゴル自治区)の人びと。私たち日本人も、一見平和で自由に暮らす権利を享受できているようにみえるが、福島原発の事故などで国内避難民という現実を抱えている。

私たちは本日、人間が自由に安全に暮らす権利を求めて日本に逃れてきた、沢山の民族の人たちと手を携えて行進を行います。これまで人権デーは、各々の民族がそれぞれに行ってきましたが、今年は難民同士の多民族パレードが実現しました。それぞれの民族がこの統一パレードを準備するなかで、連帯が生まれました。共に行進することで、互いの民族性を理解し合い、尊重するという土壌が育まれると考えます。日本という遠い異国の地で孤立しているもの同士が出逢い、自分たち民族のアイデンティティを獲得して行くこと。それが抑圧された世界中の人々との連帯と解放につながることを目指しています。

私たちは「世界人権デー」に因み、これら人権侵害を行っている当事国に対し、以下のことを要求します。

・ビルマ(ミャンマー)政府は、少数民族に対する弾圧を直ちにやめ、和平のテーブルに着くこと、拘束している全政治囚を直ちに釈放すること、ビルマの民主化を検証するための、国際的な調査団を受け入れること。
・中国政府は人権弾圧をやめ、チベット、ウイグル、モンゴルなど、各民族の宗教、言語、文化を尊重し、強制移住や漢民族移住計画などの民族同化政策を中止すること。
・すべての国は、世界人権宣言を尊重し、自国民に安全で文化的な権利を保障すること。
・国際社会は、人権侵害を行っている国々への監視を強め、適切な介入を行うこと。

世界人権デー多民族パレード実行委員会・2011
・TCJ(在日チベタンコミュニティ)
・在日ビルマ人コミニュテイ
・日本ウイグル協会
・内モンゴル人民党
・モンゴル自由連盟党